~ S C U B A coming soon... ~
7月から始まる、本校の目玉授業であるスクーバダイビングに向けて、器材合わせを行いました。この器材たちは、自分の命を預けるため、生徒たちは真剣なまなざしで取り組んでいました。器材合わせが始まると、夏が始まる合図のような気がします。奥尻の海はとてもきれいで心が清々しい気持ちになるため、生徒だけではなく教職員一同、待ち望んだ季節に心が躍ります。
そこで今回はスクーバダイビングに寄せる期待や、奥尻の海でのスクーバダイビングの魅力について生徒にインタビューしてみました。
1年 芦田翔さん(島留学生)、板垣秋佳里さん(島留学生)
Q.「スクーバダイビングに寄せる期待は何ですか?」
A.(芦田翔さん)「最近海に潜れていないので、海に潜るのを楽しみにしています。また、自分が知っている海のことは、まだほんの一部だと思うので、もっと海のことを知りたいと思っています。」
A.(板垣秋佳里さん)「私は海のない県で育ったため、実際に潜ってみて、海に生息している生物を見てみたいです。中でもウニに興味を持っています。」
Q.「この授業を通してどんなことができるようになりたいですか?」
A.(芦田翔さん)「将来は海に関わる仕事をしたいと思っているため、潜水士の資格を取りたいと思っています。水族館で水槽を手入れしたりする仕事に就きたいです。難しかったら看護師もありですね。」
A.(板垣秋佳里さん)「潜水士関係ないじゃん(笑)。私も潜水士の資格が欲しいです。何に使うかは考えていないですが、取得したいです。」
Q.「今年のスクーバに対する意気込みをお願いします。」
A.(芦田翔さん)「奥尻の海を楽しむぞ!」
A.(板垣秋佳里さん)「パートナーの足手まといにならないようにだけ気を付けたいです(笑)。頑張らないとな。。。」
2年 山本太一さん(島留学生)、菅田杏月さん(島留学生)
Q.「昨年、技術的な面で苦労したことは何ですか。?」
A.(山本太一さん)「僕は授業以外でも海に潜ってマスククリアなどを練習 していたので、あまり苦労しませんでした。」
A.(菅田杏月さん)「すごいね。私は中性浮力を保つことが難しかったです。練習でも海底に沈んでいました(笑)。いまだに習得できていないので今年こそは習得したいです。」
Q.「昨年実際に潜ってみて奥尻の海はどうでしたか?」
A.(山本太一さん)「とてもきれいで驚きました。」
A.(菅田杏月さん)「確かにとてもきれいで、水面から海底まで透き通って見えました。また、海底から太陽を見上げると水面が輝いてとても幻想的でした。」
Q.「先輩から後輩に向けてメッセージをお願いします。」
A.(山本太一さん)「思いっきり楽しむことですね。せっかく奥尻に来たので奥尻の海を満喫してほしいです。」
A.(菅田杏月さん)「私から1つだけアドバイスするなら、何があっても落ち着いて行動することですね。焦りが大きな事故につながってしまうので気を付けた方がいいですね。」
3年 長澤陽登さん(島留学生)、小林最愛さん(島留学生)
Q.「3年間の集大成として、今年はどんなことができるようになりたいですか?」
A.(長澤陽登さん)「今まで培った知識を生かして、楽しいスクーバにしたいです。また、新たな知識を増やして、より良いダイバーになりたいです。」
A.(小林最愛さん)「私は3学年の副リーダーを任されていますが、3年生として、下級生の手本となれるような振る舞いや行動をしたいです。スクーバは命がかかわってくる授業なので、そのあたりも下級生に伝えていければいいと思います。」
Q.「この授業で身に付けた技術を使って、他にどこの海で潜ってみたいですか?」
A.(長澤陽登さん)「奥尻の海でしか潜ることができていないので、地元(長万部町)の海や沖縄の海を潜って、その地域の海の特徴を感じてみたいです。たくさんの海を見ることを楽しみにしています。」
A.(小林最愛さん)「特に潜ってみたい海はないですが、水中カメラを使って、海の生物や潜っている人を撮影してみたいです。最終的には沈没船を撮影してみたいです!」
Q.「最後に奥尻の海の魅力について教えてください。」
A.(長澤陽登さん)「表面から見るだけでも透き通っててきれいですが、晴れている日に水中から太陽を見た時に、太陽の輪郭が見えるくらいきれいで、とても美しい海だと思います。」
A.(小林最愛さん)「奥尻ブルーと言われているくらい透き通った海で、地元(蘭越町)では、見ることができない生物などがいて、とても学びになる海です。」
生徒たちも夏が待ち遠しいのか、満面の笑顔でインタビューに答えてくれました。特に3年生は奥尻で過ごす最後の夏になるかもしれません。目一杯、海を満喫してほしいですね。教職員、インストラクターも安全面に十分配慮しながら、生徒たちの積極的な活動をサポートしたいと思います。
インタビューに協力してくれた生徒の皆さん、ありがとうございます。
終わりに
奥尻高校ではnoteの他に、奥高ホームページ、Instagram、Facebookを用いた情報発信を行なっています。
今後も奥尻高校の活動や、奥尻島の魅力をお伝えする記事をお届けしたいと思います。ぜひ、これからも奥尻高校の活動を応援していただければ幸いです。