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今年も、島留学生たちがやってきた!

今年も各地から島留学生たちが、フェリーや飛行機で奥尻島に渡ってきました。
全国でもめずらしい「スクーバ・ダイビング」の体験やここでしかできない「地域おこし」の授業を受けたいなど…
それぞれの想いを持って奥尻高校を選んでくれた生徒たちです。そんな今年の島留学生たち…
はじめての高校生。はじめての島暮らし。はじめての寮生活。初めてづくしの生徒たちも、毎日海を見ながらスクールバスに揺られて登校する留学生活3週目になります。

教職員で熱烈歓迎
フェリーでの来島


寮長から歓迎のあいさつ
入寮者代表宣誓


そういえば、私たち教職員も、おとなの島留学のような感じでしょうか。奥尻高校への辞令と共に単身赴任が決まった私ですが、札幌にいたら経験しなかったであろうことにチャレンジしています。今年は、海をみながらテントサウナで極上のととのいを体験するつもり。私事ですみません。
生徒たちも、ここでしかできないチャンスを活かして自分を成長させて欲しいと願っています。

新校長による式辞

ところで、今年は奥尻島が平成5年の南西沖地震による津波の大きな被害を受けてから30年の年です。その年に、新しく着任した校長先生。今から30年前、新任で奥尻の小学校に着任し、着任から4ヶ月後に津波の被害にあったとのこと。入学式の式辞で「死を覚悟したとき、ほんの隙間の天井を破り脱出し、命が助かったが周囲の変わり果てた姿に力を失っていた時に、支えてくれたのが奥尻の人たちだった。」の言葉にうるっとした人も多かったかもしれません。

さぁ、今年度57名(島内生16名、留学生41名)で出発です。自分の高校生活をデザインできるのは君たち自身。町の人たちに感謝して成長させていきましょう。

みんなにも読んでほしいですか?

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