本年もよろしくお願いします

北海道奥尻高等学校長　千葉　健史

　はじめに2024年1月1日に発生いたしました「令和6年能登半島地震」により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 
　さて、お正月はご家族でゆっくりと新しい年を迎えられたことと思います。2024年が生徒の皆さんと保護者、地域の皆様にとりまして、希望に満ちたよい年になりますよう心から願っています。
 
　2023年を振り返りますと猛威を振るった新型コロナウイルス感染症も落ち着き、昨年5月には感染症法上の取り扱いが5類となったことから校内の感染症対策も徐々に緩和されました。７月の学校祭を皮切りに、スクーバダイビングや奥尻パブリシティ本部、町おこしワークショップといった本校独自の取組やインターンシップ、見学旅行、宿泊研修などといった行事も、地域の皆様や保護者の皆様のお力をお借りして、無事、制限のないかたちで実施することができました。また、生徒の皆さんが通常の授業や地域の協力活動において、自分の目と耳と足で経験値を増やしてくれている場面を多く見ることができました。
 
　2024年を迎え、生徒の皆さんは「今年こそは」と、新しい年の夢を描いたり目標を立てたりしていると思います。それぞれの学年や立場に応じた夢や目標の設定は、その後の成長に重要な役割を果たします。
 
　今年の干支は「辰」。辰は古来より縁起が良いとされ、力強く天に昇る様子から「飛躍や向上」の象徴とされています。「辰」のように、生徒の皆さんが大きく飛躍する年になるよう教職員一同、取り組んでまいります。保護者をはじめ地域の皆様には、引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

終わりに

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今後も奥尻高校の活動や、奥尻島の魅力をお伝えする記事をお届けしたいと思います。ぜひ、これからも奥尻高校の活動を応援していただければ幸いです。